- 夫が帰る時間に合わせて食事を準備する
- 共働きでも毎日の食事作りは妻が担当
- 夫のお金の管理まで妻がする
これは全部私の話。
似たような経験、あなたにもありませんか?
新婚の頃、共働きでただでさえ忙しいのに夫の世話までして毎日疲れ切っていました。
それなのにありがとうの一言もなく、何のためにやってるんだか…
この記事は夫の世話に疲れた過去の自分とあなたのための記事です。
男性からの衝撃の一言

- 私は家のことを完璧にやっている
- 夫の世話までやってあげていて素晴らしい妻
自分のことをそんな風に思っていた時期がありました。
仕事でも女性はサポート役に回ることが多いですよね。
- 完璧に資料を準備しておく
- 上司の予定を確認しておいて必要なものを揃えておく
- 頼まれたわけじゃないけど気遣いでお菓子やお茶を配ったり
「助かったよ」「ありがとう」という言葉でいい気分に浸っていました。
でも不思議だったんです。
田舎の男性が多い職場。
当然女性の管理職はいません。
新卒からずっと勤めているのに女性の役職者がいないなんて変
そんな話を同い年の男性の同僚と話していたときです。
だって女性はそんなに価値のある仕事をしてないじゃないか
衝撃でした。
30前半の男性からそんなに女性蔑視の言葉がでるとは。
それから私がやっていることは意味のないことだったのかなと考え始めました。
いい妻やめました

家でも職場でも、これまでやってきたことを全否定された気分になった私。
なんだかバカらしくなり家で夫のためを思ってやってきたこと、全部やめました。
たぶんどこかで男性をサポートすることで感謝されたり評価されることを期待していたんだと思います。
でも男性はそんなこと微塵も感じていない。
家が整っていて、きちんと料理がでてきて、支払いに滞りがない状態が通常運転だと思っている。
私たちが自分の時間を犠牲にやっているとは思っていなくて、勝手にやっているとしか思っていないんです。
夫の世話をやめても何も起こらなかった
これまでやっていた夫のこと、やめたら大変なことになっちゃうのかと思っていたのですが、何も起こりませんでした。
正確には少し喧嘩をしましたが、上記の通り「バカらしいのでやめる」と言ったら何も言えなかったようで夫が自分でやるようになりました。
「不安の9割は思い込み」と言われています。
「私がしなくちゃ」と思っていたことは全て思い込みだったのです。
やるべきはタスクの見える化

日本人は「縁の下の力持ち」を美徳とする文化が強いように思います。
見えないところで頑張っている人こそ素晴らしい。
確かにその存在は尊敬すべきですし、必要です。
でもそれって建前の話。
本当は人を都合のいいように働かせる常套句なんじゃないかと考えるようにもできます。
家でいい妻でいることをやめたと同時にしたことはタスクの見える化です。
見えないところで私は頑張っているのよ~と暗に主張するのではなく
「家事にはこれだけすることがある、それをどう振り分けるか?」を明確にしました。
◆ 食事作り
- 献立を考える
- 買い物に行く
- 食材を冷蔵庫にしまう
- 調理する
- 配膳・片づけ
- 台所の掃除
- ご飯を炊いておく
- お茶を作っておく
◆ 掃除
- フローリングに掃除機をかける
- 水回りの掃除
- 庭の草取り
- 窓や網戸の掃除
◆ 洗濯
- 着た服を洗濯カゴに入れる
- 洗濯機を回す
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を畳んでしまう
- 季節ものをクリーニングに出す
夫婦二人とも家事が特別好きでもなかった私たちは、そのほとんどを家電に任せることにしました。
唯一、家がクリーンな状態でないと気持ち悪い私は掃除に関しては自分ですることに。
見える化すればうまくいく
見える化といっても紙に書き出して分かるようにしたものもあれば、家事をするときに宣言するようにしたものもあります。
これから掃除をしまーす
今まで夫が出かけているときに家事を済ませておいたり、早起きして朝食を作っていました。
だから夫の目には「いつの間にか終わっている」ようにしか映っていなかったのです。
敢えて夫が家にいるときに家事をすることで「家事をする時間が必要なんだ」と明らかにしました。
これをし始めてから私自身、すごく楽になりました。
見えないところで頑張っている自分を評価してほしい、感謝してほしいという気持ちから解放されたからでしょう。
掃除は好きでやっていますし、夫のことに費やしていた時間は自分の好きなことに使えるようになり、勉強や旅行にと日々を楽しむことができるようになりました。
もし、心の底からこの人に尽くしたい!と思うのならそれは「好きなこと」だから続けたらいいでしょう。
でも心のどこかで報われない、やっても意味がないと思っているのなら生活を見直してみませんか?
その生活はいずれもっと辛いものになるでしょう。
もっと心の声に正直になってもいいと思います。
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