育児休暇中や時短勤務で収入が減り家計が厳しいと感じる
毎月ギリギリの収支だ
家計の支出で無駄なものはないか見直したい
多額の生命保険、これって本当に必要?
育児休暇中で収入が減りそのような不安を抱えていた我が家が
固定費を年間25万円以上削減して家計を乗り切った節約術をお伝えします。
この方法を知っておけば、一時的な収入減に限らず、月々の家計に余裕を持たせることができますよ。
通信費見直し
格安SIM
「格安SIM」「格安スマホ」の言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
格安SIMとはドコモなどの大手キャリアの安定した通信回線を使って格安で通信を行えるサービスのことを言います。
ワイモバイル、UQ mobile、楽天モバイル、BIGLOBEなどから販売されているSIMカードをスマホに差し込むだけで、非常に安い価格でスマホを利用できます。
音声通話無しのデータ通信のみのSIMでしたら月々900円程から、
通話有りのSIMでも1500円/月程度で利用できます。
我が家は以前はスマホの通信費として夫婦で12,000円程(6,000円×2)/月かかっていました。
それが夫婦共に格安SIMに変更したことで3,600円/月にまで削減できました。
月々8,400円の削減ですから年間100,800円の削減です。
これだけで年間10万円以上もの削減になるので大きいですよね。
前のキャリアを解約する手数料や、乗り換えにかかる手数料を差し引いても、格安SIMに変更した方が絶対にお得なので乗り換えない手はありません。
今はたくさんの会社から格安SIMが販売されていてどれを選んだら分からないという方は、価格.comでお好みの条件で絞っていただくと良いかと思います。
価格.comを通して乗り換えることでキャッシュバックなどのキャンペーンもされているので、是非チェックしてみてください。
ちなみに私たちが利用しているのは
「UQ mobile (au回線)」 の 「音声通話SIM」 の 「データ量 3GB」のSIMです。
この10月よりUQ mobileでは「スマホプラン」として上記のプランと同じサービス内容で更に最低利用期間の縛りがないプランが販売されたようです。
家族で利用する場合の割引もありますので、これから新規に契約するならこちらがオススメですね。
スマホプラン│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)
インターネット回線
家にインターネット回線を引いている方はずっと昔に契約したままのものを利用し続けていないでしょうか。
ネット回線も無駄なオプションがないか、もっと安い回線はないか調べてみることで通信費の削減ができることがあります。
我が家ではそれまで使っていたスマホとの割引の関係で 「softbank光」 というインターネット回線を契約していました。
月額料金は割引適用の状態では6,000円程度でしたが、上記の通りスマホを格安SIMに変更したことで、割引がなくなり8,000円に値上がってしましました。
これでは高すぎると思い他のインターネット回線を調べてみると3,000円台~と様々な事業者から回線のプランが販売されていることが分かります。
調べてみて比較検討した結果、我が家では
という回線を選びました。
あまり有名ではないのですが、
戸建て4,300円、マンション3,300円と超低価格の利用料金に加え、最低利用期間なしという条件に惹かれました。
2年ごとの更新や、最低1年は利用しないと違約金が取られる契約内容ですと、サービスや料金を不満に思っていても、契約した期間が終わるまで不便なまま使い続けなければならないという心理が働くことが耐えられないのです。
ですから、スマホにしろ、ネット回線にしろ、
最低利用期間のない、いつでも止められる・変更できるという点に魅力を感じます。
また、新しい回線に切り替えたことで通信が不安定になっても、最低利用期間がなければすぐに別の事業者に変更すれば良いやと考えたことも一つの要因です。
高速通信規格のv6プラスも月額180円で追加できるので、速度に不安のある方はつけておくと良いですよ。
我が家は夫がオンラインゲームをするのに通信速度を異常に気にするので勿論つけています(苦笑)。
こうして8,000円に値上がってしまったネット回線の料金を
5,230円(基本料4,300円+v6プラス180円+ひかりテレビ750円)に下げられたことで
年間33,240円の節約に繋がりました。
保険の見直し
生命保険の解約
生命保険って入られていますか?
小さな子どもがいる場合は、親の万が一に備えて保険に入られている方も多いかもしれません。
でも保険の内容をきちんと理解しておかないと払いすぎている可能性がありますので注意が必要です。
いきなり我が家の話ですが、夫が独身時代から知人の代理店で契約している生命保険がありました。
今考えると独身なのに生命保険自体が必要ないのですが、保険の内容を確認してみるとより一層意味のないものであると発覚しました。
万が一の時には1000万円支払われて、満期まで何もなければ300万円支払われる養老保険というものです。
”満期まで何もなければ300万円” の部分は貯金と同じ意味に思えます。
しかし貯金であれば途中でお金が必要になったときに好きな分を卸せますが、保険の場合は中途解約すると支払った分が返ってこない可能性があります。
たかだか300万円のために数十年もお金を拘束されるのは非常に不便です。
しかも満期が60歳とかですので、その時に300万円支払われたとしても、もらえればラッキーという感じで目的がはっきりしません。
これは必要ない保険だと判断し解約してもらうことになりました。
この保険のために年96,000円の支払いがあったので、その分丸々節約することができました。
もちろん解約にかかる損失はありましたが、保険についての勉強代、お金の拘束からの解放という意味では必要経費だったと考えています。
医療保険の解約
夫と同じように私も学生の頃より元々親が支払ってくれていた県民共済を契約したままでした。
生命保険と医療保険がセットになった保険で、月々2,000円と金額としてはそれほど大きくはないので特に気にしていませんでした。
こちらも保険の内容を見てみると
万が一の時に400万円、入院時4,500円/日
という内容で、死亡保障としては弱いし、この若さで入院の保障もわざわざ保険でかける必要ないだろうと考えて、こちらも解約することにしました。
月々2,000円ですので年間24,000円の削減になりました。
保険に関しては以下の記事も参考にしてくださいね。
まとめ
削減できた金額をまとめますと、
格安SIM 100,800円
インターネット回線 33,240円
生命保険解約 96,000円
医療保険解約 24,000円
合計で254,040円の削減ができたことになります。
固定費を見直すだけで年間25万円も支出を削減できたことに驚きです。
月々では2万円以上の削減になり、育休中の収入減を乗り越えられるだけの家計を構築することができました。
固定費は一度変更してしまうとその後もずっと削減効果が持続できますので、家計の見直しを行う際にはまずは固定費から見直すことをおすすめします。
また、食費や光熱費の節約と違い、生活に影響を及ぼすことのない節約ですので、精神的に疲弊することもありません。
収入を増やそうと思うと結構大変ですが、支出を減らすことは案外簡単にできるということが分かっていただけたでしょうか。
子育て世代は育休や時短勤務、働き方の変更で収入が減ってしまうことも考えられるため、固定費の見直しを行い、少しでも家計に余裕を持たせることができないか調べてみてください。
これから私も時短の派遣社員として働き方を変えていく予定ですので、まだ見直せるところはないか探してみます。
また良い方法が見つかれば随時記事にしていきますので楽しみにしていてください。
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