
3歳の子どもを育てながら時短&在宅でゆるく働くワーママです。
新卒で入社した会社を退職し、今の働き方に移行しました。
自分の転職市場での価値の低さを思い知ったうえで、さらなる挑戦を続ける決意をしました。
今回はその続きの話です。
とにかく行動
とにかく行動しなければと思った私は、
少しでも興味があれば面接を受けたり、
採用されたとしても片道1時間半もかかるだろう会社に出向いたりしました。
同時に転職本を読み漁り、転職ノウハウを身につけようと必死でした。
1回数万円もする話し方講座も本気で検討しました。
それでも結果は良くならず。
なぜ上手くいかないんだろう…
夫の一言で目覚める

私には何かが足りない…
そう思って夫に相談してみると
んー・・・、相手が何を望んでいるかだよね
その言葉を聞いてハッとしました。
私は最も大切な本質の部分を見落としていたのかも。
それまでの私は
こんなことをやってきました!こんなことができます!
とやみくもに自分という人間を押し付けていました。
でも本当の主役は相手。
相手の望むものを提供できなければ価値がないのと一緒なんです。
自分がどんな人で、どんなことで相手に貢献できるか。
それが伝わらないと一緒に働こうとは思ってもらえないのです。
それは小手先のプレゼン能力ではなく、人間性という根本からの見直しが必要でした。
「この人と働きたい」と思ってもらえるように

夫の一言をきっかけにガラッと活動スタイルを変えました。
受験する会社のホームページを穴が開くほど読み込み、その会社の価値観や社長の理念などを身体に叩き込みました。
面接でも担当者がどんなことを大切にしているかを逆に質問したりもしました。
目立ったスキルがない私には明確に「この人を雇ったらこんなメリットがある」と思わせる武器がありません。
それならばせめて「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるように努力しよう。
それは見せ方だけではなく、中身の底から変えていかなければならないことでした。
もちろんこれまでそんなことを考えたことのなかった私には難しいことです。
明日からすぐに実行できるものではありません。
それでも立ち上がって挑戦していかなければならなかったのです。
突然上がってきた派遣という選択肢
すぐには結果が伴わないので転職活動は相変わらずでした。
やっぱり私には転職とか無理なのかな
今までダラけていたツケが回ってきたんだ。
このまま今の会社で化石のように死んでいくのかな。
そう心の中で思っていたところに、一つの提案が。
それは派遣社員という選択肢でした。
派遣だけど、業界的にも職場的にもともだるまさんに合うかもしれません
派遣…?
思いもよらない提案に戸惑う私が出した決断は―――?
