
3歳の子どもを育てながら時短&在宅でゆるく働くワーママです。
新卒で入社した会社を退職し、今の働き方に移行しました。
転職活動を始める前は恥ずかしい話、
私は自分自身を結構「できる人間」だと思っていました。
国立大学も出ているし、金融危機のなか地元の優良企業に入社でき、優しい夫にも恵まれ、健康な子どもを授かり…
でも転職市場に出てみると「自分は何も出来ない人間」だと思い知らされました。
今回はそんな話。
転職サイトでショックを受ける
まず転職サイト。
希望の職種を入れて検索するも、出てくるのは「いつも人手不足そうな」職場ばかり。
- 人材派遣の会社
- リラクゼーションのエステシャン
- 何をやっている会社か分からないけどやたらと熱意溢れる求人を出している会社など…
「誰でもいいから人が欲しい」という匂いがプンプンしていました。
それもそのはず。
希望職種といってもずっと事務職だった私には「これができる!」と言えるものがなかったのです。
転職エージェントに登録するも…

転職サイトでショックを受けた私は、転職サイトには載っていない良い会社が他にあるかもと次は転職エージェントに登録。
転職エージェントでは確かに転職サイトに載っていないような求人も上がっていました。
今の職務に近く、やりがいのありそうな仕事も紹介してもらえました。
でもせっかくエージェントから紹介してもらった会社でも選考は選考。
推薦書は書いてもらえますが面接を受けるのは私です。
大したスキルも肩書もない、おまけに口下手な私の面接はボロボロ。
当然結果も伴うことはありませんでした。
そもそも書類で落とされるということすらありました。
経歴には自信があったのに転職市場に出て自分のレベルの低さを嫌というほど思い知らされました。
子持ちというハンデ

私自身のスキルや能力の低さに加えて、子どもが小さいということも大きなハンデとなりました。
子どもが小さいので残業が難しいことを伝えると、あからさまに嫌そうな表情を浮かべる担当者もいました。
それに自宅⇔保育園⇔職場の送迎時間も考慮しなければならず、あまり遠い職場は選択肢にすら入りません。
悔しいっ…!
子どもがいなければもっと自由にできるのに!
そんなことを考えてしまう最低な自分もいました。
私は社会的にも人間的にも弱い存在だったのです。
それでも無条件に愛してくれる子ども

散々な面接を終えて自宅に帰ると、夫と子どもが家で待ってくれていました。
「おかーさーん!おかえりー!!」
玄関の扉を開けた途端、愛する息子が駆け寄ってきてくれてたのです。
その様子に涙が出そうに。
ごめんね、あなたがいるから頑張ろうって思ったんだった…
このままではダメだ。
自分の価値を高めて市場で勝負できる人間になろう!
そう心に違いました。
それはこの子のためでもあるし、自分のためでもあります。
そうしてアラサーワーママの更なる挑戦は続くのであった―――
