やってもやっても終わらない家事。
まったく、どうにかならないのかしら
私たちを悩ませる「終わらない家事」。
大きすぎる家事負担が日本女性を苦しめていると言っても過言ではありません。
家事を最小化して、もっと自分のために使えれば女性がもっと輝ける社会になるはず。
そんな思いから「家事ミニマリストのための3原則」を提案します。
家事の時間を大幅に減らす、その大原則をお伝えします。
目次
家事時間が多すぎる日本人女性
2020年度版の男女共同参画白書で以下のような結果が出ています。
6歳未満の子どもがいる共働き家庭で、女性が一日に費やす家事時間は6時間10分、一方男性は1時間24分です。
妻がパートタイマーで働く家庭が多いといっても、家事を含めた総労働時間は女性の方が多いという現状です。
男女共同参画白書2020年度版
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/honpen/b1_s00_01.html
女性の方が家事育児にかける時間が多いのは外国でも共通ですが、6時間以上も家事で忙殺されるのは尋常ではありません。
私たちはもっと自分のために時間を使うべきです!
家事の時間を最小化して自分の時間を増やすにはどうしたらいいでしょう?
それには次の3原則を意識してみてください。
家事ミニマリストのための3原則
原則その1.できる範囲で最新家電を買う

家事を最小化するための大原則、その1は最新家電を買うことです。
食洗機、ロボット掃除機、衣類乾燥機、コードレス掃除機、布団乾燥機、ホットクックなど。
今は働く女性のための時短家電が数多く取り揃えられています。
家事を最小化するためには、これらの家電をできる範囲で買うことが第一です。
最新家電であって「最上位機種」でなくてもいい
ここで「できる範囲」と言ったのは、最新家電であって最上位機種でなくてもいいからです。
例えばホットクック最上位機種のKN-HW24Fは5万円超ですが、型落ちのKN-HW24Cなら3万9000円と4万円を切る価格帯まで下がっています。
さらにそれでもホットクックは高いと思うなら、アイリスオーヤマの電気圧力鍋は1万円台で買えます。
予約機能、保温機能もついており、機能面ではホットクックに負けていません。
最新の最上位機種は確かに多機能ですが、その分値段が高い。
それなら必要最低限の機能を備えた型落ちを買って、家事を楽にした方が生活にゆとりが生まれます。
「高いから」「自分でやった方が早いから」と否定せず、最新の技術を生活に取り入れてみましょう。
ホットクックなど高額家電はレンタルできるものも多いので、試しに使ってみてから検討する、というのも十分に「有り」でしょう。
原則その2.1秒にこだわる

家事を最小化したいと思うなら、徹底的に家事の効率化を追い求めましょう。
具体的には1秒でも時短できるところは時短します。
- 野菜はほぼ洗わない
スーパーなどで売っている野菜は予めある程度洗ってあります。
洗わなくても大きな問題にはなりません。
皮をむく野菜ならなおさら洗わなくてもOK.
- 冷凍のカット野菜を使う
信頼のおけるメーカー、販売店の冷凍野菜なら問題ありません。
わが家はコープ食材で安心を担保しています。
- 家電のスケジュール機能は使い倒す
スイッチを押す動作すら省く、というズボラも上等です。
他には
- 芯なしのトイレットペーパーを使う
- ティッシュも箱なしタイプを使う
- シャンプー類は詰め替えのまま使う
「トイレットペーパーの芯を捨てる」「シャンプーを詰め替える」という類の名もなき家事をなくしていきましょう。
- 食洗機対応の食器に買い換える
木の食器はオシャレだけど、それだけ手洗いしていては食洗機の意味がないですよね。
最新家電の方に私たちの生活を合わせるという考え方をしていきましょう。
- 古いスマホは新しいものに買い換える
私たちにはモタモタした検索スピードに付き合っている暇はない!
それぞれの時短効果は低いですが、1秒の積み重ねが1分、2分となっていきます。
毎日1秒節約できたら1年後には365秒=1時間の余裕が生まれることになります。
「あと1時間あったらできるのに…」と思っていたことができるようになるのです!
ぜひ1分1秒にこだわって家事の効率化に取り組んでみてください。
原則その3.残った時間で家事をする

最後は「先にやりたいことをやる、残った時間で家事をする」という考え方です。
どうしても家事を先にすると、後ろ倒しになって自分の自由な時間がなくなってしまうんですよね。
イメージが湧きやすいように例を上げます。
子どもを寝かしつけたのが夜の9時半。
これから家事をやってそれからブログを書くぞ~
と思っていたとしましょう。
家事が何だかんだで1時間かかり、それからブログを書こうと思っても11時に寝たければ30分しか書けません。
ブログに限らず、これではいつまでたってもまとまった自分の時間は持てません。
そこで、家事とブログの順番を入れ替えてみます。
寝かしつけが終わったら9時半から1時間ブログを書く。
そのあとで家事をするのです。
それじゃ家事が終わらない!
と思いますよね。
でも大丈夫。
先にあげた家電の力や1秒時短術を使って家事を時短する癖がついてきたんですよね。
なら、この場合も「どうやったら1時間かけていた家事が30分で済ませられるか?」を考え続け、家事をデザインできるはずです。
最初は絶対無理!!と思うのですが、ずっと方法を考え続けていると少しずつできるようになっていきます。
脳は質問を投げかけると、無意識にその答えを探し出そうとします。
「どうやったら家事を時短できるか?」を考え続けていると、ふとした時に役に立つアイディアが浮かんでくるものです。
どうか諦めずに家事の最小化に取り組んでいきましょう。
ルールを決めることの重要性
その1.最新家電を買う
その2.1秒にこだわる
その3.残った時間で家事をする
家事に関するノウハウはいくらでも見つかりますが、ここまでシンプルなルールは他にはありません。
でもルールはシンプルな方が覚えやすく身につきやすいのです。
そして一度身についたルールは力になります。
判断に迷ったとき、私たちを導いてくれるのは自分の中にある明確なルールだからです。
決断力を高め、無駄な選択をしないためにも、ぜひ家事最小化の3つのルールを活用してみてください。
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