こんにちは、ともだるま(@tomodaruma3533)です。
先日こんなツイートをしたところ、少し反応がありましたのでエントリとしてまとめます。
元ネタは勝間和代さんのメルマガからなのですが、そこで引用されていた記事はこちらです。
夫婦の会話、1日何分増えたら月収10万円分の満足? | 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASH9B6VPLH9BUEHF01B.html
少し古いですがワークライフバランスと夫婦関係の満足度の研究で、
を調べたようです。
結果は、「平日の夫婦の会話が16分増えると、月収10万円減のマイナスをカバーできるほどの満足度が得られる」ということが分かりました。
月収10万円分と夫婦の会話16分が同じ満足度というのに驚きですが、実感としては
残業代とかどうでもいいから、とにかく早く帰ってきてほしい!!
という気持ちはずっとあった(今でもある)のでまぁ理解できます。
他にも10万円相当の幸福は以下のようなことでも同じ効果があるそうです。
- 休日に、夫婦で大切に過ごしていると思える時間が1日54分増える
- 妻が平日に、夫との食事を大切な時間だと思える日が週に1度増える
- 夫の育児分担割合が、例えば平均の15%から18%に2割増える
ツイートにも書きましたが、月収を10万円増やすのは結構難しいですが、早く帰ってちょっと会話をしたり、育児に参加したりするのはそんなに難しくないですよね。
記事には
- 日本のような核家族・夫が仕事中心生活だと、第1子出産後に妻の精神的負担が大きくなり夫婦満足度が下がる
- 女性が結婚・出産によって退職すると再就職が難しくなり、生涯賃金が下がる
- 家事や育児時間を加えると男性より女性の方が長時間労働
など日本の問題点をこれでもかと言うくらいあぶり出してくれています。
もっとも、このことを知っているのは実体験がある女性と、ごく一部の研究者しかいないのが悲しいところです。
もっとこのような情報が広まって男性とそれを取り巻く環境が変わっていけばいいのに、と切に願います。
※男性でも育休を取ったり、ワークライフバランスを優先させたせいで、社会的に不利に扱われたことがある人も含みます。(念のため)
インタビュイーの山口一男さんはシカゴ大学の教授で、女性活躍推進やワークライフバランスの研究などを行っている方です。
米国では共働きが前提のため「PTAなど自主的にやってくれる人以外には負担を求めないことが原則」”
主な著書はこちら。
学術書なので少し難しそうですが、私も勉強してみて自分の家族や身近な人に役立てたいです。
少し古い記事でしたが、悲しいかな今でも女性を取り巻く環境は大きく変わっていないので共感するところが多かったです。
私たちにできることは決して多くはないですが、一人ひとりが声を上げていきたいですね!
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