何か新しいことにチャレンジしたい。
そう思った時に「資格を取る」ということを目標に考える人もいるのではないでしょうか。
資格についてはその道の専門家として一定の証明になると同時に「資格を取っても意味がない」という意見もあります。
この記事では8の資格を持つ資格マニアの私が
「資格を取ることって意味ないの?」
の疑問に答えていきます。
資格マニアの所有資格
まずは私の保有資格をご紹介します。
全部で8つあります。
- TOEIC745点
- 宅地建物取引主任者試験合格
- 知的財産管理技能検定2級
- 簿記3級
- 英検準2級
- 漢検2級
に加えて、ここに最近では
- メンタル心理カウンセラー
- ポジティブ心理学インストラクター
を取得しました。
この多くは社会人になってから取得したもので、出産後に取得したものもあります。
少なくとも周囲と比べると資格マニアと言える私が
「資格を取る意味ってあるの?」という疑問にお答えします。
資格って意味あるの?
この質問には『あります!』と自信を持って言えます。
その理由を「人のモチベーション」の観点から説明します。
2種類のモチベーション
ところで、モチベーションには2種類のモチベーションがあると知っていましたか?
「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」です。
”動機づけ”とはモチベーションを日本語訳したものなので、同じと思ってください。
資格取得にはこの2種類のモチベーションが深く関係しているのです。
外発的動機づけ
外発的動機づけとは、自分以外の外からの賞罰などで行動が促進されることをいいます。
例えば
- お小遣いがもらえるから家のお手伝いをした
- テストでいい点を取ると褒められるから頑張った
- 怒られるから遅刻しないようにした
など。
ボーナス評価や昇進などもこちらに入り、金銭や賞罰をぶら下げていい行動を促そうとする試みです。
だれでも給料が上がるなら頑張ろうと思えますよね。
内発的動機づけ
内発的動機づけとは自分の内面から湧きおこる理由で行動が促進されることをいいます。
- その活動を行っていること自体が楽しい
- 自分がレベルアップしている感覚が快感
- 人の役に立つことがうれしい
部活動やボランティアは、こちらの内発的動機づけが強く働いての行動結果と言えるでしょう。
一般に、外発的動機づけによる喜びは一時的なもの、内発的動機づけによる喜びは持続するものと言われています。
資格取得にはこの2つの動機づけが関わっていることが多く
- 資格手当がもらえるから
- 頑張りが認めてもらえるから
- 自分のレベルアップのために
という気持ちから資格を取ろうと思い立ったのですよね。
最初は資格手当が目当てで勉強を始めたとしても、人間不思議なもので新しい知識を学ぶのが楽しくなってくるときがあります。
これは外発的動機づけがキッカケとなって内発的動機づけにつながったという例で、資格取得にはこのような効果があると考えています。
内発的動機づけは一旦発生してしまえばより強く・より長く働くので、あなたを更なる行動へと掻き立ててくれるでしょう。
何がきっかけになるかは誰にも分からないからこそ、資格でも何でも
「新しいことに挑戦することは意味がある」というのが私の意見です。
何にでも「意味ない」という人はいる

何にでも「意味がない」という人はいるものです。
「資格を取っても意味がない」「投資は大きな元手がないと意味がない」「副業より本業を頑張るべき」「ブログはオワコン」
どれも一部は正しくて一部は間違っています。
ただ一つ言えることは、そういう足を引っ張る系の人の意見は聞く必要ないってこと。
「意味がない」「やめとけ」というのは人の行動を止めさせるのに一定の効果があります。
特にやろうかどうしようか、とこちら側に迷いがあるとき。
物をわかっている(と自分では思い込んでいる)人は他人にとやかく口出しします。
でもあなたの答えはあなたしか知らないのです。
スティーブ・ジョブズも言ってました。

「Stay hungry, stay foolish
— スティーブ・ジョブズ
(ハングリーであれ。愚か者であれ)」
「新しいことを始めたい」
ぜひその気持ちを大切にしてください。
この記事が資格を取ろうかどうか迷っている人の背中を少しでも押すことができたら幸いです。
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