
3歳の子どもを育てながら時短&在宅でゆるく働くワーママです。
新卒で入社した会社を退職し、今の働き方に移行しました。
転職情報をネットで見ていると、よく見かけるのが、こんな記事。
- こんな人は転職してはいけない
- 転職後に後悔する人の特徴
- 後悔しないための転職術
実際に私も以下のような本を何冊か読みました。
転職して後悔するのはやっぱり嫌ですよね。
今回は後悔しない転職のために私が実践したことをご紹介します。
現職をやりきる
転職して後悔したくない!
そのために私がやったことの一つは
「現職をやりきる」こと。
上で紹介した本をはじめ、いくつか転職本を読んでいると
転職を後悔する人の共通点として、
目の前のことからただ逃げているだけの人。
こういう人は転職しても後悔する可能性が高いとのことです。
自分に置き換えてみました。
仕事がつまらないから転職する?
上司が嫌だったから転職する?
会社がクソだったから転職する?
これ、逃げじゃない?
多分このまま転職しても後悔する可能性は大きそうです。
そこでせめて半年くらいは、もう一度真剣に現職の仕事に向き合うことにしました。
その上でどうしても無理だと思ったら転職しよう!
そう決意しました。
私がやった課題解決
具体的には3つのことに取り組みました。
部署の課題
私が所属していた部署は、すごーくニッチで地味な仕事。
多分100人に聞いても、どんな仕事をやっているか1人わかればいい方だと思います。
校閲ガールなんてドラマになるくらいだから全然マシですよ。
ただそんな地味な低い仕事でも、私は誇りを持ってやっていました。
重要な仕事、でも知名度が低い。
だから社内報に部署紹介をかねたコラムを投稿することに。
- こういうことをやってます。
- こういうことができます。
- こんな時に相談してください。
それに加えて他部署との協力事例をヒアリングして共感が持てる内容に。
私なりに試行錯誤した結果です。
投稿後の反応はまずまず。
こういうものは何度もやらないと効果がないことも分かっていましたので、まぁこんなものかという感じでした。
女性社員としての課題
私の勤めていた会社は地方の古い会社。
古い会社なので男女差別が結構ありました。
いまどきお茶くみは女性社員、なんていつの時代?って感じですが、普通にまかり通っていました。
お茶くみに始まり女性目線で感じる違和感。
これを少しでも改善できたらと思っていました。
ダメ元で所属長に直談判。
こんな時代だし、平等にするとか、やり方変えるとかしたらどうか。
それによってもっと女性は能力発揮できるし、それが会社にとってもメリットがあるでしょ。
こちらは結果は何も変わりませんでした。
特に理由を説明されることもなく、現状維持のままでした。
何度も訴えることもできたし、私自身の発言力が弱かったこともあります。
でも、これ以上このことに労力をかけるのは時間の無駄と判断しました。
課外の課題
本業の業務とは別に課外研修の運営を行っていました。
女性あるあるで、こういう時どうしてもサポート役に徹してしまいがちですよね。
でも最後くらいは!と思って、思いっきり私主導で進めさせてもらいました。
チームの意見を取り入れながらテーマをまとめていくのって女性が得意とすることじゃないかなと気づいたときでもありました。
他にも、10年近く同じ会社で働いていたので、それなりに会社のことは知っていましたし、自社商品の知識もありました。
それを使って中途入社の方に会社内を案内したり、商品の説明をしたりしました。
別に私には何の利益にもならないけど、それが私にできることならしておきたかった。
とにかく私にできることはほとんどやったと言える状態で卒業したかったんです。
急に「やる気(?)」になった私の姿を見て応援してくれる人もいましたが、「意識高い系」と揶揄する人もいました。
ちなみに「意識高い系」と言ったのは直属の上司なんですから、やっぱり離れて良かったです(笑)
とにかく、やりたいことはやり切った。
それだけで次へ進むには十分でした。
「逃げ」ではなく「卒業」
多分、転職する人の転職理由はみんながみんな「キャリアアップ」のようなポジティブなものばかりではないと思うんです。
仕事がつまらなかった、上司が嫌だった、ブラック企業だった、理由は様々。
それでも転職して満足している人、後悔する人が生まれるのは、
状況を自分事として考えられているかどうか、ではないでしょうか。
結局「あの人のせいで」と他者のせいにしたままでは、自分は変わってないわけです。
だから、転職先で見つけた不満に対して同じように「逃げ」を選ぶことになっちゃう。
どうせ転職するなら満足して転職したいじゃないですか。
今の仕事で悩んでいる、でもどうしたらいいか分からない。
そんな人はまず目の前のことを本気でやってみる、それでだめなら「卒業」する。
そんなスタンスでやってみればいいんじゃないでしょうか。
あまり偉そうなことは言えませんが、一体験談としてあなたの勇気になれば幸いです。
