何もしたくない…そう感じる原因と対処法

「体がだるい」「やる気が出ない」「何もしたくない」「何もかも放り投げたい」

仕事に育児に家事に忙しいと、突然「何もしたくない」と感じるときがあります。

この記事では「何もしたくない」と感じる原因と対処法についてご紹介します。

この記事では
  • 「何もしたくない」と感じる原因が分かります
  • 「何もしたくない」ときの対処法がわかります
  • 「何もしたくない」自分を責めることがなくなります

何もしたくないと感じる原因

何もしたくないと感じるのはなぜでしょう。
原因をまとめました。

肉体的な疲れ

まず一つは肉体的な疲れ。
思い当たることはないですか?

  • 睡眠不足
  • 立ちっぱなしの仕事
  • パソコン作業で目の酷使
  • 気温の変化でバテている
  • 風邪の前兆がある

生活していれば、誰でも肉体的な疲れはあるもの。

それでも大抵のことは夜しっかり眠ることができれば、ある程度は回復できます。

それなのに疲れが取れない、ずっと倦怠感を感じる。

その状態が続いているというのは、回復のペースが疲れがたまるペースを超えてしまっているということです。

やることが多すぎる

日本のワーママたちはみんな『頑張りすぎ』です。

これはワーママだけではなく日本は「頑張る文化」が好きだからです。

  • 仕事は手を抜いてはいけない
  • 子どものお世話もちゃんとしなきゃ
  • 園の送迎に間に合うように
  • 園の準備物に忘れ物はないかしら
  • 食事はやっぱり手作りじゃなきゃ
  • 洗濯は毎日
  • お部屋はきれいに片づけないと気が済まない
  • 買い物は家族みんなで

冷静に書き出すと、これだけのタスクを背負っているわけです。

全部自分でやろうとうすれば体がいくつあっても足りません。

「やらなければならない」の8割は「やらなくてもいいこと」だと言われています。

有名なパレートの法則をご存じでしょうか。
重要なのは全体のうち2割であり、その2割で全体に必要なものの8割をまかなっている」という考え方です。

もしかしたら、あなたが思っている「やらなければならないこと」は「やらなくてもいいこと」かもしれません。

精神的に追い詰められている

これは私のワンオペ育児の経験から言わせてください。

夫の仕事が忙しく、帰宅はいつも22時頃。

当然それまでに

  • 子どもを保育園に迎えにいく
  • 帰宅後、食事の準備
  • ご飯を食べさせる
  • お風呂に入る
  • 子どもと自分の手入れ
  • 歯磨き
  • 寝かしつけ

を一人ですることになります。

翌朝も家族の誰より早く起きて

  • 夕飯の仕込み
  • 朝食の準備
  • 保育園の準備
  • 掃除

をしなければなりません。

俗にいうワンオペ育児状態でした。

これは経験した人しか分からないのですが、ワンオペ育児中は、夜が明けるのがすごく怖かった。

明日もまた一人でルーティーンを回さないといけないかと思うと、寝る前から心臓がバクバクしていました。

ブラック企業に勤める会社員なんかと近い状態だったんじゃないかと思います。

「つらい」と思っても、どうしていいか分からず、とりあえず目の前のことだけを何とかこなしていた状態で完全に思考が停止していました。

今思えば精神的にかなり追い詰められていて、やばい状態でした。

何もしたくないときの対処法

それでは、「何もしたくない」と思ったときはどうすればいいでしょうか。
対策をまとめました。

何もしない

何もしたくない時には何もしないのが一番です。

そうはいってもやることが山積みで私がしなかったら誰がするのよ」という気持ちになるでしょう。

ですが、今は後のことは考えないで、とにかく体を休めることが最優先です。

たっぷりと休めば何かしたくなる瞬間というのは必ず訪れるものです。

そのときに、これまで出来ていなかったことに手をつけたり、新しいことを始めればいいのです。

睡眠をとる

肉体的な疲れをとるにはやっぱり「睡眠を取ること」に一定の効果があります。

ビル・ゲイツ推薦の『睡眠こそ最強の解決策である』という本に書かれているように、睡眠不足は記憶力、創造力、ダイエット、免疫力、幸福度、長寿、様々な面で問題を引き起こします。

逆に言えば睡眠さえとっていれば、これらの問題は解決するということ。

肉体的に疲れていると感じたときは、いつもより多く寝る必要があるでしょう。

他の具体的なパーツごとで言えば、例えば立ちっぱなしで脚がパンパンなら、脚のマッサージに行くなどもおすすめです。

個人的に好きなのは「足裏樹液シート」。
これを貼って寝ると翌朝の脚の疲れがかなり軽減されます。

会社と家族に何もしたくないことを伝える

何もしない、睡眠を取るといっても、いきなり寝込むと周囲の人が心配してしまいます。

あらかじめ「何もしたくない」「やる気が出ない」「休みたい」と正直に伝えてみましょう。

今日のようにストレスフルな日本では心の病気の人も珍しくありません。

慢性的な病気に発展させないためにも、一時的に休むことは大きな問題とはならないでしょう。

それに、これまで散々頑張ってきたあなたなら周囲はきっと理解してくれるはずです。

何もしたくないと思うのは、あなただけではない

会社を休んだり、家事を放棄したりして、真面目なあなたなら、その後のことがすごく心配になると思います。

ですが、大丈夫。大抵何とかなります。

私がいなくても回るんだって少し寂しい気持ちにもなりますが、同時に肩の力がスッと抜けたような気分になるはずです。

なぜ分かるかと言えば、私が同じような体験をしたからです。

ワンオペ育児の最中は、どうしていいか分からないけど、止まってはダメだと自分に言い聞かせてつらい生活をしばらく続けてしまいました。

ところが突然糸が切れたように「何もしたくない」と感じ、お仕事をお休みしたことがありました。

すると「あ、休んでもいいんだ」「私ひとりが頑張らなくてもいいんだ」と思えるようになり、気分が晴れてきたのです。

その後、それまでしなければならないと思い込んでいたことのほとんどが不要だと気づき、逆に必要なことは楽しくサクサクと片づけられていったのです。

渦中にいるときには、そのような光景は想像できませんでしたが、もし今昔の自分がそこにいるならば、「何もしなくていいよ」と伝えてあげたいです。

同じ思いを抱えた人の気持ちが少しでも楽になりますように。

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ABOUTこの記事をかいた人

5歳男児を育てるアラサーワーママ。仕事と育児の両立で挫折し、人生再起動中。日々学んだこと、買って良かった家電・本をブログやSNSを通じて紹介しています。「今日より若い日はない」をモットーに毎日0.2%の改善に取り組む。強みを活かし、自分らしい働き方を模索中。