2021年のいま英語を学ぶ意味はあるか?アラサーにして英語学習

こんにちは、ともだるま(@tomodaruma3533)です。

IT、AI、機械学習、ディープラーニング…

テクノロジーの進歩が目覚ましい昨今。

翻訳技術の精度もずいぶんと上がってきました。

英語のサイトを開けば瞬時に日本語に訳してくれるし、ポケット翻訳機を使えば日本語で話した文章を英語に直してくれる。

こんな時代ですからもう英語は勉強しなくていい!とも言われています。

けど、本当にそうでしょうか?

私は英語は今後も身につけておくに越したことはないと考えています。

その理由を説明します。

AI翻訳は私たちの機能の一部でしかない

AIで翻訳の技術が上がったとしても、それでも英語が必要な理由。

一つにはAI翻訳は私たちの機能の一部でしかないからです。

AI家電の一つ、調理家電のホットクックを例にして考えましょう。

自動で加熱をしてくれてかき混ぜまでしてくれて、さらにオススメのメニューまで提案してくれる夢の機械です。

私たちがホットクックを便利だと感じるのは、私たちが調理の全体像を理解して使っているからなんです

調理は大きく分けて、「食材を選ぶ→切る→加熱する→味付け→盛り付け」の工程からなっていますが、ホットクックが担当してくれるのは「加熱する」の部分だけです。

その前後の「どんな材料を使えばいいか?」「どんな切り方なら味が染みこみやすいか?」なんてホットクックは考えてくれません。

そこは人間が考える部分になり、私たちは食材を前にしたときから料理が出来上がるイメージを持っているはずです。

調理の工程をぼや~とイメージしながら、「この部分はホットクックに任せよう」と判断するはずです。

これは私たちが調理の全体を理解したうえで、特定の部分のみを機械に任せる、という思考判断をしているのです。

「使える」の前には「理解している」ことが必要なわけです。

「AIがやってくれるからもう英語は必要ない」って言うのって、

ホットクックがあるからもう料理は練習する必要ないとか「Excelを使うからもう計算能力は必要ない

とかと同じでちょっと乱暴すぎるんじゃないかなと感じます。

まぁ将来的にはそのような未来が来るかもしれませんが、私たちの職業人生の間でそれが実現されるか分かりませんよね。

ようやくWeb会議やリモートワークが普及してきたレベルなのに。

AIの応用は

自分でもできるけど、他のことにもっと時間や労力を使いたいから一部を機械に任せようくらいが適当で、「何でもAIで」というのはちょっとAIに期待しすぎだと思います。

情報の偏りを避けるため

コロナ禍で痛感したのは、日本語の情報しか取れないと、めちゃくちゃ情報が偏ることです。

コロナ初期はマスクは効果ないとか、日本人はコロナにかかりにくいとか、コロナウィルスはお湯で死滅するとか色々噂が流行りました…

でもこれ、世界のニュースとか公的機関の情報をきちんと見ていればおかしいと気づいたはずです。

日本語の間違ったソースだけからしか情報を取れないと、それをそのまま信じてしまう可能性がある。

そこに危機感を感じました。

情報が溢れかえる時代だからこそ、何が正しい情報なのか見抜く力が必要です。

そのためにはまず

  1. 沢山の情報にあたること
  2. そこから何が正しい情報なのかを精査すること

が必要です。

日本語しか分からないと狭い範囲の情報の中からしか判断ができません。

10の文献の中から答えを探すのと、100の文献の中からそうするのとでは、どちらが正しい答えが導き出せるのかは一目瞭然ですよね。

翻訳機を使うといっても、大量の情報を翻訳にかけるのはなかなか手間です。

それだったら最初から英語ができるようにスキルを獲得しておいた方がいい。

そう考えました。

より上質な情報を手に入れるため

今はどんな情報でもネットで手に入る時代です。

でも日本語しか分からないと日本語の情報にしかアクセスできないという話は上でしました。

最近「MOOC」というオンライン講座のサービスを知り、色々調べています。

400以上の講義が無料で学べる!「MOOC」の使い方と受講の感想

2021年5月29日

日本は「JMOOC」というサイトで、海外のものは「edX」や「Coursera」などで展開されています。

こちらについてもJMOOCのコース数が430なのに対して、edXは3000以上と桁が違います。(2021年5月現在)

世界には無料で質の高い情報がたくさん公開されているのに、英語が分からないために視聴できないのはもったいない!

より上質な情報を得るためにも英語を自分のものにしておく必要性があります。

アラサーにして英語学習始めました

ここまで散々偉そうなことを述べましたが、私自身は英語を使いこなせるレベルでは全くありません。

TOEICも730点という中途半端な点数ですし、実用で使うにはとても耐えられないレベルです。

でもこれからのキャリアを見据えたときに、英語を学ぶ価値はまだあると考え英語の勉強を始めました

既にアラサーですが、まだ遅くはないと思っています。

幸いにも今は手軽に使える教材が充実しているので、それらを活用して学んでいる最中です。

今さら英語なんて…と思っている人も多いと思いますが、まだまだ自分のものにできれば他の人との優位性はあります。

もし勉強しようか悩んでいるなら1日数分でいいので勉強を始めてみませんか?

私も子育てしながらスキマ時間で何とか続けています。

どうか今の気持ちを大切にして将来のために時間を使ってほしいと思います。

「勉強」というより、ストーリー展開が面白く、日常ドラマを見ているようです。

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ABOUTこの記事をかいた人

5歳男児を育てるアラサーワーママ。仕事と育児の両立で挫折し、人生再起動中。日々学んだこと、買って良かった家電・本をブログやSNSを通じて紹介しています。「今日より若い日はない」をモットーに毎日0.2%の改善に取り組む。強みを活かし、自分らしい働き方を模索中。