お先に失礼します…
職場の雰囲気を壊さないようにサッと姿を消す時短ママ。
きちんと許可をもらって時短勤務をしているわけですから、本来は何も罪悪感を持つ必要はありません。
でもやっぱり皆より早く帰るということに後ろめたさを感じるときもありますよね。
私もそんな肩身の狭い思いをしていたワーママの一人でした。
ワーママ4年目ともなる今では吹っ切れて堂々と仕事を切り上げていますが、当初はかなり肩身が狭い思いをしました。
- 時短ママがどんなときに肩身の狭さを感じるのか?
- 先輩ママたちは肩身の狭さをどう乗り切ったのか?
をまとめました。
肩身の狭さを感じているのは私だけじゃないんだなと思ってもらえれば幸いです。
目次
どんなときに肩身の狭さを感じる?
時短ワーママは具体的にどんなときに肩身の狭さを感じるのでしょうか。
一つ一つ見ていきましょう。
みんなが忙しそうなときに帰らなければならないとき
他の人が忙しそうなのに、自分だけ早く帰るのはやっぱり気まずい。
激務の職場や繁忙期ならなおさら。
現役時短ワーママの私もこの意見は共感しかありません。
大きな案件やプロジェクトに入れないとき
これまでワイワイとみんなで進めてきた案件やプロジェクトも、育休明けのママにはなかなか声がかかりません。
- 打ち合わせの時間に気を遣う
- 子持ちの社員にあまり負担はかけられない
- いつ休むか分からないから
など色々な理由があるでしょうが、自分だけ輪の中に入れないような気がして寂しいですよね。
やりがいを持って働いてきた人なら余計そのギャップがこたえるのではないでしょうか。
定時前の終礼や掃除に参加できないとき
職場によっては定時前に終礼やみんなで掃除をして帰るというところもあると思います。
時短で帰るということは終礼や掃除に参加できないということ。
終礼はまだしも、自分たちが使っているオフィス、掃除もせずに帰るなんて申し訳ない。
何だかみんなにタダ乗りしているみたい。
そう思ってしまう人もいるようです。
肩身の狭さをどう乗り切った?
みんな多かれ少なかれ肩身の狭さを抱えて仕事を切り上げているようです。
では先輩ママたちはそんな肩身の狭さをどう乗り越えていったのでしょうか?
身の回りの先輩ママの意見をまとめました。
今は仕方ないと割り切る
時短でも颯爽と帰っていくママは「今は子ども優先だから仕方ないでしょ」と割り切っている人が多いようです。
そういう人は気持ちの切り替えもスムーズなので、仕事のときは完全に仕事モードに入って、効率的に仕事をササっと済ませていました。
その分子育てが落ち着いてからはまた仕事に誠実に向き合い、今では社内初の女性管理職となっている人もいます。
お母さんキャラで信頼感アップ
ママという立ち位置を逆手にとって、余裕のあるお母さんキャラで信頼感をアップさせた人もいます。
普段から後輩に相談されることの多い人には狙える立ち位置ですね。
特に女性の後輩からは仕事でもプライベートでも相談に乗ってくれる頼れる存在として貴重です。
若さや活発さは若手に譲り、私たちは誠実さや信頼性で勝負していきましょう。
細やかなコミュニケーション
ただでさえも職場の人と過ごす時間が少ない時短ママ。
だからこそ、これまで以上にコミュニケーションに気を遣ったという意見もありました。
肩身が狭い思いしてまで仕事もしているのに、これ以上気を遣えないよ!
やっぱり時短は損!
と思うかもしれません。
でも考え方を変えてみましょう。
肩身が狭いと感じているということは「周りの人が迷惑に思っているかも」、と他人の気持ちを汲み取れている証拠。
これは共感能力の一つです。
それを他人に向けてあげればいいんです。
後輩が困っていそうなときに「どうしたの?何か手伝おうか?」と声をかけてみる。
上司が雑務に追われていそうなら「それ私がやっておきますよ」と言ってみる。
細かいところに気づけるあなただからこそできることです。
その強みはどんどん使っていきましょう。
別のところで居場所を作る
会社はやっぱりフルタイムの人が活躍しやすい場所。
それならば職場とは別に自分の居場所を作るというのも一つの手です。
例えば地域サークルや、ボランティア活動。
ネット上ならオンラインサロンに入ってみたり、SNSを始めてみる。
今のあなたの思いを伝えてみると意外と同じ思いを持っている人が多くて、共感を呼ぶと思います。
私だけじゃないんだ!と嬉しくなりますし、人と繋がっている感覚が普段の窮屈さから解放してくれます。
時短勤務も永遠には続かない

時短勤務が使えるのは子どもが小さいうちだけ。
肩身の狭さを感じるのも永遠には続かないってことです。
今肩身が狭い思いをしている分、後に続く人には優しくなれるはずです。
仕事自体は好きなのに、後ろめたさから退職を考えるというのは本当にもったいない!
色んな方法を試してみて今の気持ちを乗り切ってみてください。
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