ワーキングマザーの皆さん
食洗機
持ってますか?
今は多くの方が食洗機を持っていると思うので敢えて説明はいらないかもしれませんが、
もし
- まだ持っていないが、いずれは購入したいと思っている方
- 買い替えを近々検討している人
がいらっしゃれば
私が使っている食洗機の情報が購入の際に参考になるかもと思いお話しさせていただきます。
ちなみに、今回お話しするのは
卓上型の据え置き食洗機
ではなく、
埋め込み型のビルトイン食洗機
のお話になります。
食洗機の種類
食洗機にはまず「卓上型の据え置き食洗機」と「埋め込み型のビルトイン食洗機」があります。
卓上型の食洗機はこんな感じのものです。
一方ビルトイン食洗機はこんなものです。
マンションや戸建てにはビルトイン食洗機が元からついていることが多いのはないでしょうか。
そしてこのビルトイン食洗機の中でも
引き出しタイプの食洗機
と
フロントオープンタイプの食洗機
があります。
引き出しタイプの食洗機はこんな感じのもので、
フロントオープンタイプの食洗機はこんな感じのものです。

引き出しタイプの食洗機は例えるならリュックのような構造で、下から食器を詰めていくようになります。
対してフロントオープン食洗機は上下のカゴへ横から食器を入れていくようになります。
わが家で使っているのがこのフロントオープンタイプの食洗機です。
この食洗機の使い勝手が非常に良いので、その良さを皆さんと共有したいと思います。
フロントオープン食洗機の中身
我が家で使っているフロントオープン食洗機の写真をいくつか載せたいと思います。
引き出した状態のところ

結構広いでしょう?
カタログでは8人分の食器が収容できるそうです。
しかし実際に我が家3人分の食器類を並べてみると...
食器を並べたところ(上段)

食器を並べたところ(下段)

思ったより入りません。
カタログの目安は食洗機に適したお皿(浅くて平たい)を目一杯入れた場合です。
ホテルのお皿を想像していただけると良いかもしれません。
あれは食器の収納、料理の給仕、洗浄において効率的に扱えるように、なるべくかさ張らないお皿を使っています。
でも家庭ではお皿の形状は様々ですよね。
ですから実際には同じサイズのお皿ばかりであれば使えるスペースも、食器のかさ張りによって多少無駄になってしまいます。
そのことも考慮しておく必要があります。
フロントオープン食洗機でさえこれですから、引き出しタイプの食洗機のよくある目安”6人分”の目安もそのまま鵜呑みにしない方が良さそうですね。
食洗機の中でどのようにお皿が洗浄されるか気にしたことはないかもしれませんが、フロントオープン食洗機の場合、上下のカゴのすぐ下にそれぞれ洗浄ノズルがついています。
水が噴射されるノズル(上段)

水が噴射されるノズル(下段)

庫内は広いですが洗浄ノズルが2つ付いていますので、洗い残しなく洗浄してくれます。
食洗機用の洗剤は扉の裏側の凹部に投入します。

食洗機では食洗機用の洗剤を使う必要があります。
間違っても通常の食器洗い洗剤を使わないでくださいね。
日常のお手入れは底についている受け皿に、お皿についた食べかすなどが洗浄後ここに溜まるようになっていますので、これを捨てるだけです。

しばらく使用していると庫内が汚れてくるので、たまに「食洗機洗浄剤」や「クエン酸」で掃除すると良いですよ。
お値段は?
気になるお値段ですが、
食洗機本体が約16万円+工事費用約10万円で
工事費込みで約26万円でした。
うちの場合は食洗機用の配管や電気も付いていなかったので、その設備が既にあれば工事費はもっと低くなるはずです。
結構高いですが5年は使えるとして
260,000円÷(365日×5)=142円/日
1日あたり142円の費用です。
たったこれだけで毎日の食器洗いから解放されると思うと安いと思いませんか?
夫も買う前は「自分で洗ってもそんなに苦じゃないよ」と言っていましたが(そりゃ貴方はそんなに食器洗いしてないから)、買った後は
これなしではもう無理
と言うようになりました。
ほとんど食器洗いをしない男性でさえもあれば大変助かるものと分かるくらいですから、毎日食器洗いに苦しむ女性にとっては神のような存在になることは間違いありません。
我が家では「食洗機様」と呼ぶくらいこの食洗機を崇めて使っています。
フロントオープン食洗機のデメリット
そんな食洗機ですが、いくつか気になることもあります。
水が残る
食洗機を使っていて唯一困っていることがこれです。
乾燥後でも食器の上に水が残る
庫内が広い割にヒーターが小さいのでコップなどの糸底に水が残りやすいのです。
(赤丸で囲った部分がヒーターです)

残った水
上の写真は残っている水がどうも分かりにくいのですが、ひどい時には下の写真のようになっています。

タッパーが水の噴射で上向きに倒れ、その中に水が大量に入ってしまっている状態です。
軽いプラスチック類は使わないようにと説明書に書いてありますが、忙しいから食洗機を買ったのにタッパーだけ手洗いするなんてできません。
食洗機を使うたびに食器に水がいくらか残っているので、食器棚に戻す時にはその都度水を捨てて拭かなければなりません。
この手間がプチストレスです。
取り扱いメーカーが少ない
フロントープン食洗機は国内メーカーのものはリンナイで1種類しか販売されていません。
何故か国内メーカーで食洗機の大きなシェアを持っているパナソニックは引き出しタイプしか販売していないのです。
どうも国内では引き出しタイプの方が主流らしく、リンナイもいつフロントオープン食洗機の製造を止めるか分かりません。
そのためもし今後故障などしてメーカー対応が必要になった場合、部品がないとか技術者がいないといった問題で故障への対応に不便が出てくる可能性もあるかもしれません。
購入して間もないのでまだ故障はありませんが、そんな可能性もあるということを頭の片隅に入れておく必要もありそうです。
なぜフロントオープン食洗機を選んだか?
そんな不安もありながらなぜ私がフロントオープン食洗機を購入したかといいますと、
いつでもどこからでも食器が入れられる
点に惹かれたからです。
我が家は共働き。
私が子どもを保育園に迎えに行き先に帰宅し、夕ご飯を食べます。
夫は残業のある日も多く、食事の時間が同じであることの方が少ないです。
そのため私と子どもの食器を先に食洗機に入れておいて、夫が帰宅し食事を終えた後に自分の分を食洗機に追加する必要があります。
その時に引き出しタイプだと
大き目のお皿を下段に入れるには上段のお皿やカゴが邪魔で入れにくいのではないか?
と考えました。
実際に調べてみると、価格comの口コミに食器の入れづらさについて書かれている人が大勢いました。
~引き出しタイプのクチコミ~
【収納力】
フロントオープン式のほうが収納力が大きくよかったです。
引き出し式はとにかく食器が入れずらいです。
かごが細かく仕切られているからだと思われます。【使いやすさ】
とにかく食器が入れにくいです。
一度に食器を片付ける分には不便はないかもしれませんが、我が家の生活スタイルには合わないと思いました。
また、洗うべき食器の全体を見て、下段に入れる食器を選定して先に入れる
こんなことに頭の思考を使いたくない
ということもあります。
フロントオープン食洗機なら
バラバラのタイミングでも
どの食器からでも
どこからでも入れられる
反対に取り出せる
ので我が家の生活スタイルと私の性格にピッタリでした。
デメリットである水残り問題も実は口コミで事前に知っていました。
それでも「いつでもどこからでも食器が入れられる」という点を優先してフロントオープン食洗機を購入しました。
そもそも据え置き型はある意味フロントオープン、横から入れられるわけですから、ビルトイン食洗機だって、どこからでも入れられる形がいいはずですよね。

それなのに、引き出しタイプが主流というのは消費者の使い勝手というよりもメーカー側の都合もあるのではないかと推測します。
ビルトイン食洗機はそんなに安い買い物ではありません。
気に入らなかったら簡単に捨てられるものでもありません。
「みんな使ってるから」「メーカーのオススメだから」ではなく、使う場面を実際にイメージしてみて、自分が求めている機能・目的は何かを十分に考えた上で購入してください。
考えた上での選択であれば、多少のデメリットにも目を潰れるものです。
世の中にはあまり売れてないようだけど物としては絶対いいよねというものが存在すると思っています。
フロントオープン食洗機がまさにそれではないでしょうか。
フロントオープン食洗機ファンとしては、
新規に食洗機を購入する方には是非フロントオープン食洗機を検討してほしいなと思いまとめてみました。
食洗機選びのご参考になれば幸いです。
ワーママにおすすめの家電については、別ブログにもたくさん記事を書いています。
よろしければご覧ください。
ワーママぷらす ~ワーママライフをテクノロジーでプラスに変える~
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