フルタイム正社員から時短派遣にキャリアチェンジの理由

現在、フルタイムの正社員として働きながら子育てをしています。

それが今度から、時短の派遣として働くことになりました。

正社員として約10年間、新卒から働いてきたのになぜここで派遣へとキャリアチェンジを図ったか、その理由を説明します

 

時間が欲しい

考える時間が欲しい

ワーママ向けの時短家電やサービスは充実してきているとはいえ、まだまだ余裕を持って子供を育てながら働ける環境は整っていません。

更に私は内向型なので、特に時間を必要とするタイプで、1人で本を読んだり考え事をしたりする時間を切望しています。

内向型ワーママは、もう無理しなくて良い

2019.08.31

 

その時間が取れないとイライラしたり、論理的に先のことを考えられないモヤモヤが積もっていきます。

フルタイムの正社員であれば大抵8時間の労働+通勤時間で約半日は仕事に時間を持っていかれます。

残りの時間から睡眠時間、食事の時間を引くと自由に使える時間というのはほんのわずかです。

 

私はあれこれ考えるのが好きですし、人生100年時代をどう生きるかを考えていかなければならないと思っています。

ほんのわずかな時間では、じっくりと物事を考えるには足りません。

目の前の生活に忙殺されて、将来のことを考えられないのはおかしいのではないか。

そう考えると時間を強く欲するようになりました。

 

私の会社では子供が3歳になるまでは時短制度が使えますが、それ以降は使えません。

それであれば、仕事を変わってでも時間を手に入れたいと考えるようになりました。

 

子どもと過ごす時間が欲しい

仕事をして保育園のお迎えにいって帰宅し、ご飯を用意し、お風呂に入り、寝かしつけをする。本当にバタバタの毎日です。

余裕を持って絵本の読み聞かせや早めの就寝を心掛けたいのは山々ですが、それができないことにもどかしさを感じていました。

我が家は諸事情により子どもは1人予定なので、小さな子どもと過ごせる時期というのは今しかありません。

その時期を仕事のせいで犠牲にするのは勿体ないと思いました。

今しかないこの時間を大切にしたい。

 

時間というものに特に重きをおいている私にとっては、

何よりも時間を優先することが幸福に繋がると考えました。

 

仕事が将来に繋がらない

woman

DanaTentis / Pixabay

 

私のやっている仕事の多くはルーティンワークで、このままこの仕事をここで続けても3年後も同じ仕事をしている可能性が高いです。

仕事と家庭の両立が苦しくても、それを乗り越えることでスキルアップやキャリアアップの道が見えているならば、両立の時期を踏ん張って仕事を続けることも良いと思います。

私の場合にはそのような道は当面見えておらず、実際に会社内に上記のようなロールモデルがいないこともあり希望が抱けませんでした。

今、目の前はそれでも問題はないのですが、会社が仮に倒産したときにも何も成長していない自分が路頭に迷う姿が想像されます。

それであれば今転職という別の経験をしておいた方が自分にとってプラスになるのではないか。

少なくとも今の会社に居続けるのは長い目で見るとマイナスにしかなりえないので、それであれば、プラスの可能性がある転職という選択肢を選ぶこととなりました。

 

この組織の中では勝てないとわかった

まだまだ日本の社会・会社では男女格差が大きく、多様性が認められづらい環境です。

各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数のスコアが日本はOECD加盟国149か国中110位であることが明らかにされています。
参考:「共同参画」2019年1月号

 

私の勤め先も古い日本企業のため、男性優位です。

女性の管理職はいませんし、裁量権を持っている人もいません。

男性管理職でも旦那さんが仕事に全力コミットして、奥さんが家庭を支えるといった旧来型の家庭構造によって成果を残してきた人達ばかりです。

 

家事や育児の負担の大きい女性はやはり仕事にコミットできる力は前述の男性に比べ少なくなります。

時短家電や家事代行サービスを使っても家庭と仕事にコミットできる割合は50:50くらいがせいぜいでしょう。

会社の中では会社の中で仕事にコミットする力しか評価されません。

そのコミットも実際には

「なるべく休みを取らず遅くまで働く(少なくとも定時帰宅ではない)」

ことが要求される会社ですから、それを乗り越えられるだけの優秀さや、数値のような形できちんと自分の仕事が評価に値するものであると示せないと評価されるのは厳しいです。

 

スタッフ職とライン職という言葉がありますが、私も含め会社の女性の多くは、スタッフ職です。
参考:ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方

スタッフ職がいくら頑張ってるとアピールしても評価されるには限界があります。

 

ただそれは私には能力やスキルがないというのとは違います。

  • 家事育児のために仕事を定時で終わらせようとする時間管理能力
  • マルチタスクをこなす力
  • 子どもの小さな変化を見逃さない敏感さなど

家事や育児をしているからこそ身に付いた能力が私たちにはあるはずです。

会社という組織の中ではそれを評価する基準がないだけで、自分が劣っているわけではないのです。

評価基準が私たちから遠いところにあり、そんな場所で勝てない勝負を貴重な時間を削ってまでずっと続けるのは止めようと思いました。

 

子どもに「会社は嫌々行くものだ」と伝えたくない

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NeiFo / Pixabay

 

以前から上記のようなモヤモヤを抱えながらも毎日仕事に行っていました。

それでストレスが溜まると子どもや夫に八つ当たりをしてしまうこともありました。

ストレスが溜まるということは嫌々会社に行っているということです。

その「嫌々行っている」は多分その内子どもにバレると思っています。

 

バレてからもその生活を仕方なく続けている姿を見せ続けると

「仕事って嫌でも行かなきゃいけないんだ」
「自分も会社に雇用され続けるしかないんだ」

と思い込むのではないか。

それで子どもに「夢を持ちなさい」なんて言っても説得力ないですよね。

 

子どもは親の言うことは聞かない、親のすることをする

これが子育ての大原則だと思っています。

親が周りの人に挨拶すれば、子どもも挨拶をする。
親が他人の批判ばかりすれば、子どもも他者に攻撃的になる。

子どもにこうなってほしいという理想像があるならば、まずは親がお手本とならなければなりません。

逆に子どもにしてほしくないことは自分もしない。

だから「会社に嫌々行く」ことからなるべく遠ざかるべきと考えました。

 

勿論収入は必要ですから完全に仕事をしないわけにはいきませんが、この会社でこの働き方でなければなくても良いのでは?と考えると他の選択肢も見えるようになってきました。

 

***

約10年も働いてきましたから、退職を申し出てから

「何で辞めるの?」

と聞かれることが多く、その都度全ては語れませんので

一人のフルタイムワーママが転職に至った考え

としてここに記録しておきたいと思います。

 

ご自身でなくとも、身の回りで同じような状況の方がいれば、こんな風に考えているのかと思って納得いただけると幸いです。

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